2009年07月10日
終日実習・サイロ詰め(酪農部)
かねてから、少しでも自給飼料を牛に給与したいと考えていました。昔は、河川敷の草でサイレージ作りをしていたと聞き、卒業生の方や愛農の前の校長先生で長く酪農を担当されていた志賀先生に相談にのって頂いて、今日サイレージ作りを決行しました。
サイレージとは、草を嫌気状態に密封し、発酵させてつくる飼料です。サイレージをつくる施設をサイロといいます。
まずは、河原で草刈りです。ヨシという草は固く、葉が首筋や顔にあたると痛いので、しっかりタオルをまいて、肌を出さないようにして、刈りました。
昔使っていた古いサイロを利用して詰めました。


雨が心配される曇った天気で、少し小雨が降りました。雨で草が濡れてしまうとサイロ詰めができないので、天気がもつことを心配しながら、一生懸命実習しました。
大変な作業でしたが、皆よく動きました。


サイレージは20日ほどで発酵が終わり、給与できるのですが、夏場は暑いので、密封したサイロをあけてしまうと腐敗してしまうので、秋以降に給与します。うまくできていてほしいです。
河川敷の草を刈ることは、地域の方にとっても助かる事だそうです。今はまだ勉強の段階ですが、こんな風に地域の資源を利用して、自給飼料作りに努めていきたいと思っています。
〔三井田〕
Posted by 愛農高校 at 19:00│Comments(0)
│酪農部
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。