2009年04月27日
イースター礼拝
今年は講師として、四日市キリスト教会から、タイス・ヘルガ先生をお招きしました。
先生はドイツ人。ドイツから日本に来て40年になります。
東海圏でキリスト教宣教のため働かれ、もうすぐドイツにお帰りになるそうです。
ドイツに帰られる前に、愛農に来て頂くことができました。
先生は、「あきらめから希望へ」という題で、ご自分の経験や、世界の様々な出来事を例にあげてお話しされました。
先生には左腕がありません。
子供の頃、何で私だけがこうなのだと悩み、他の人に負けないよう、何でも頑張ったそうです。
でも、どんなに頑張っても、みんなより劣っていると思えてならなかったそうです。
先生は、刺繍を例えに話されました。
きれいな刺繍も、裏を返せば糸が絡まり合いぐちゃぐちゃです。
今、私たちも、この人生において何もわかっていません。裏面だけしかみていません。
この版画は、頼りにしていたイエス様が亡くなり、亡骸が墓にもなく、暗い顔で歩く弟子の図です。
先生は神様と会い、心の目がぱっと開かれる体験をしました。
「神様は自分に、他の人にはない刺繍をしようとしている。」
神様は自分を、何かの目的のために用いようとしているのではないか、と期待できるようになったそうです。
神様は私の人生にどのような刺繍を描こうとしているのか。。。
その他に、ドイツ統一のとき、国を二つに分ける塀を外したところから、希望が表れてきたこと。
イスラエル、レバノン、パレスチナの問題と、その中にも希望があることなど、スライドを交えながらわかりやすくお話ししてくださいました。
礼拝の最後に、合唱部の皆さんがタイス・ヘルガ先生へのお礼に歌を歌いました。
〔三井田〕
Posted by 愛農高校 at 10:28│Comments(0)
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