2009年05月30日
三年生朝拝 VI


賛美歌:2編112番「きたりたまえ、われらの主よ、」
聖書:哀歌1章10・11節「宝物のすべてに敵は手を伸ばした。他」
今日の朝拝はバスケット部部長:T君です。
「今日は『仕事と遊び』というテーマで話したい。
まず仕事。仕事には学べるものと楽しめるものがある。自分は調理場の手伝いに入るのが好きだ。この仕事をどちらかに分けるとすると、これは楽しめる方に入る。調理場の中でも色々な仕事がある。例えば野菜を洗ったり、切ったりという仕事や、皿を数えたりする仕事といった具合に。愛農にいると70人や百人分など大人数のものをつくる事ができる。これは家ではなかなかできない体験だ。時間や食べる人たちの事も常に栄養士の服部さんが考え、その指示に従って仕事をする。それに比べて調理実習は学べる仕事。こちらは誰かが考えて指示を出した事をただするのではなく、自分で考えてやらなければならないからだ。こちらでしっかり学び、まわりがどう楽に動けるかを考えながら動けるようになると、よりいっそう調理場の仕事が楽しめる。
次に遊びについて。遊びは自分の中では「真剣」なものと「そうでないもの」に分けられる。自分の中の真剣な遊びとはバスケットやラグビー。以前はラグビーをしている人たちの中に真剣さを感じられず、日曜日を使ってまでする意味があるのか疑問に思い、部長の0君に議論を持ちかけたりしていたが、今回(今日)の試合については皆真剣だったので、助っ人で出ようと思った。「そうではない」遊びにはピアノを弾く事などがある。これも、普段ただ楽しんで弾いている時はそうだが、合同ミーティングや合唱部の伴奏など、責任をもって引き受けた時は真剣になる。
自分は常に、何をする時も、自分にとって益になるか否かを考えている。自分にとって「益になる」と捕らえられれば、どんな事にも前向きになれる。日々の物事をいかに自分なりに楽しめるかで充実度が変わってくると思う。1年生のみなさんは今、自分がやっている事に意味を見いだせない人も多いと思うが、一つ一つに意味を見いだせるようになると愛農生活にのめり込めるようになると思う。2年生のみなさんには、是非仕事と遊びを「両立」させることを心掛けてほしい。仕事(管理)ばかりしている気になると遊ぶ事がおろそかになるが、是非遊ぶ事にもどん欲になってほしい。そうすれば愛農生活を楽しめる。聖書にあるように宝物全てに手をのばしてほしい。」
〔川上〕
Posted by 愛農高校 at 09:41│Comments(0)
│44期
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