2009年04月29日
2009年度経営・プロジェクト計画発表会

プロジェクト発表当日。学校長奥田先生の挨拶を始めとして、トップバッターの養豚部、そして酪農部という順に各部門の2009年度の経営計画とプロジェクト計画の発表が行われていきました。

養豚部のプロジェクトは「完全無添加の手作りソーセージ&ハム・ベーコンの加工販売」という内容で、自家生産の豚肉を使い、加工品に力を入れることで、収益増加を目指すようです。また、オリジナルのソーセージにも挑戦するとのことです。
酪農部は「育成牛の放牧育成」と題し、土地の有効利用と、飼料の高騰に伴う経営悪化を少しでも和らげるためにも今回のプロジェクトで飼料費の削減を計るようです。また、牛を放牧することで、子牛の肢蹄を強化し、丈夫な牛を育てようという狙いもあるようです。
果樹部は2006年からのキウイの収穫量の減少について、原因が花粉増量剤を変えたためではないかと考えました。そこで今年度のプロジェクトを「キウイの受粉における花粉増量剤の検討」としたようです。そして、もう一つのプロジェクトが前年度から引き続いての「炭チップの土壌施用による効果」です。

野菜部は「立体農業による生産性の向上」と「自然農薬による病害虫対策」を二本柱に掲げ、より良い野菜生産方法の確立に励んでいくようです。
養鶏部のプロジェクトは、飼料の高騰、飼料への経費削減を考え、「発酵飼料」をテーマとし飼料自給率向上を目指すとのことです。
作物部は「田んぼ畦のカバープランツとしてのヒメイワダレソウの栽培」と「田んぼの裏作としての小麦の栽培と加工」を今年度のテーマとし、除草剤を使わない抑草技術の実践と冬の田んぼの有効利用を目的とするようです。

この会を閉じるに当たり、濱田農場長から全体の発表についての指導と講評の言葉をいただき、2009年度農業クラブ主催の経営計画&プロジェクト計画の発表会が無事終わりました。
[三野]
Posted by 愛農高校 at 19:20│Comments(0)
│農業クラブ
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