2010年02月20日
専攻科修了式・愛餐会
4月15日に専攻科入校式を終え、農家実習が始まってからはや1年。本日、専攻科生2名は専攻科修了式を迎えました。修了式の中で、2人はそれぞれ、「私の歩む道」という題で、農家実習での経験を踏まえて、今後どういった歩みをしていくのか、ということを発表しました。S君は、農家の人の作業の段取りの良さに驚き、学ぶところがたくさんあったこと、将来は耕作放棄地や後継者の減少をくい止められるような農業者の1人になりたいことを発表しました。農家で学んだこととして、どんなつらいときも「楽しむ」心を持ち続けること、また、愛農を支えるOBになります、と力強く語りました。
O君は、農家の方がいつも自分に真剣に語りかけてくださったこと、いろいろな作業を覚えることができ、自分の力になったこと、他人の家で過ごすということは、想像以上に大変だったことなどを話し、将来は決まっている就職先で一生懸命働いていきたいことを語りました。就職することについて、「これが自分の選んだ道であり、新たなる出発点となるのだから、しっかり歩んでいきたい」ということを、強く語りました。
修了証書が、校長先生から授与されました。
修了式ののち、2人のために愛餐会(食事をいただきながら、出し物やスピーチの時間が持たれる)が開かれました。2人の同級生が10人ほど、駆けつけてくれました。
心のこもった食事と、在校生が各学年ごとにメッセージいっぱいの出し物を準備してくれました。
専攻科生や保護者の方がスピーチを行いました。また、S君は得意のダンスを披露しました。
O君の、「とても大変な1年だった。でも、今までで一番いい1年だった」のスピーチが心に残ります。S君の挨拶も、感謝の言葉でいっぱいでした。
また明日から、新しいスタートが始まります。
[三井田]
Posted by 愛農高校 at 14:00│Comments(0)
│専攻科
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