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2010年01月09日

農家実習体験報告

 朝拝時、専攻科生による、農家実習体験報告が行われました。
大阪府岸和田市の農家で実習をしているO君と、京都府舞鶴市の農家で実習をしているS君が、4月から12月までの農家実習の様子や感じたことなどを、実習中の様子や農地などのスライドをまじえながら発表しました。

農家実習体験報告O君の実習農家の竹林。実習に入ったころの4月は、筍掘りで大忙しでした。

農家実習体験報告秋にはいも掘りをしたり、クリの収穫もありました。

農家実習体験報告最近は、ミカンの収穫が忙しく、夕方暗くなるまで、雪が降っても取り続けました。
O君は、
「これまで、いろいろな作業を行ってきて、作業の内容を吸収していくのがすごく大変ではあったものの、よい力になるような感じがしました。あと少しで専攻科が終わりますが、さらにいろいろなことを知り、要領のよい作業の仕方を見つけたり、作業を早く行えるようにするなど、自分の作業の仕方が変わるようにしたいです。これから先に役に立つようなことを身につけ、良くないところを少しづつでも変えていき、少しでも進んだ状態になるように頑張りたいです。」と発表しました。

農家実習体験報告こちらは、S君の実習の様子。京野菜のひとつ、万願寺とうがらしの収穫です。

農家実習体験報告田んぼでの作業の様子。草刈りをして、刈り取った草を田んぼに撒きます。

農家実習体験報告海に海藻を取りに行った時の様子。S君の農家では、堆肥のなかに海で取ってきた海藻を混ぜています。海藻のミネラルが、土や野菜によいそうで、S君はよい工夫だなと感心したそうです。

 S君は、農家の方の作業のスピードがすごく早く、常に先のことを考えて動いているところに驚きました。自分はそのように早く作業することができず、何度も注意されてつらいこともありましたが、最近では仕事を任せられるようになり、責任感を感じながら作業するうちに自信がつき、少しづつ農家の方に追いつけるようになりました。
 孤独で悲しく思うこともありましたが、農家の家族の方々に見守られて、今ではだいぶ慣れました。自分を受け入れてくれ、真剣なまなざしで接してくれる家族の方々に出会えたことを誇りに思いたい、と語りました。

 2人は、このあと農家に戻り、約40日ほどの実習ののち、修了式を迎えます。専攻科実習のよいしめくくりができますように。
[三井田]





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Posted by 愛農高校 at 09:30│Comments(0)専攻科
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