2009年05月28日
2年生朝拝
今日は2年生のMくんの朝拝でした。
Mくん自身の体験から、左利きについて話してくれました。


まず最初に、社会の中での左利きの位置について。世間一般では左利きは少数派で、マイナスのイメージが強いこと、世の中は右利きの人によって右利き用につくられていること、その中で左利きの人は多くのストレスを抱えていることなどを話してくれました。
続いて、なぜ左利きが生まれるのか、ということについて、遺伝説、進化過程での多様化説などいくつかの説をあげましたが、ほとんどが科学的裏付けのないもので、Mくんは信用していないということでした。左利きの遺伝子は存在しないそうです。
また、実体験として、中学の時に学校でリンゴの皮むきのテストの時、右利き用の包丁しかなく、うまく切れなかったこと、食事のテーブルに着くときも、右利きの人と手がぶつからないよう左の端に座るなど、生活の中で右利きの人が感じない不便さを感じてきたことを話してくれました。
最後に、多数派である右利きの人に、「左利きの人は不便に慣れているが左利きの人の不便さもわかってほしい。」としめくくりました。
少数派の気持ちに思いがいたらないのはどの社会・集団でも抱えている課題だと思います。少数派の人たちの表情、生きやすさが、その社会の健康さのバロメータになるともいいます。いろいろと考えさせられる朝拝でした。
Mくん自身の体験から、左利きについて話してくれました。


まず最初に、社会の中での左利きの位置について。世間一般では左利きは少数派で、マイナスのイメージが強いこと、世の中は右利きの人によって右利き用につくられていること、その中で左利きの人は多くのストレスを抱えていることなどを話してくれました。
続いて、なぜ左利きが生まれるのか、ということについて、遺伝説、進化過程での多様化説などいくつかの説をあげましたが、ほとんどが科学的裏付けのないもので、Mくんは信用していないということでした。左利きの遺伝子は存在しないそうです。
また、実体験として、中学の時に学校でリンゴの皮むきのテストの時、右利き用の包丁しかなく、うまく切れなかったこと、食事のテーブルに着くときも、右利きの人と手がぶつからないよう左の端に座るなど、生活の中で右利きの人が感じない不便さを感じてきたことを話してくれました。
最後に、多数派である右利きの人に、「左利きの人は不便に慣れているが左利きの人の不便さもわかってほしい。」としめくくりました。
少数派の気持ちに思いがいたらないのはどの社会・集団でも抱えている課題だと思います。少数派の人たちの表情、生きやすさが、その社会の健康さのバロメータになるともいいます。いろいろと考えさせられる朝拝でした。
〈タサカ〉
Posted by 愛農高校 at 09:30│Comments(0)
│45期
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