三学期始業式

愛農高校

2010年01月06日 09:00

 一、二年生の三学期の始業式がありました。
 愛農高校では今年の三月から本格的に校舎の耐震工事に取り掛かる予定です。そのため、春休み期間中に在校生である一、二年生の春休み期間が長くなり、そのかわりとして今回の冬休み期間が短くなりました。


 讃美歌497番を歌い、聖書の詩編第一篇を読みました。


 新学期にあたり、校長先生のお話がありました。
 新年の挨拶があった後、二学期に行った演習林実習について触れられました。演習林実習では、職員の予想をはるかに超えて生徒の皆さんが活躍し、さらに、そのことについて学校内外の方々から驚きの声があがっているそうです。
 昨年度、校長先生は「土」すなわち生命を養うもののすごさについて語ってこられました。
伊賀市の書家かつ作家である榊莫山(さかきばくざん)氏のことを取り上げ、榊莫山氏がよく「土」という字を書かれたこと、土の字のは岩盤から芽が出るような形で書に表したことを紹介されました。人間の思いが強く反映されがちな工業的な発想ではなく、生命そして自然に身を委ねた農の発想がこれからの時代には大切であるということを語られました。

 そして、日本全国で活躍されている農業者の方を紹介し、本校の卒業生が朝日新聞の記事に掲載されていたことも紹介しました。最後に一、二年生に向けて三学期は短いけれども、一年の総括の学期であり、さらに新一年生を迎える心構えや進路についての真剣に向き合う大切な準備期間でもあり、充実した学校生活を送ることができるように励ましの言葉がありました。


 最後に校歌を斉唱しました。

[オザワ]

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